女優の藤原紀香さんが大阪・関西万博で、日本とフランスの友好の象徴とも言える“文化交流”的な場面を演出し、多くの注目を集めています。
特に、彼女がイベントで身に付けた「手描き帯」がただのファッションアイテムを超えて、歴史・象徴・伝統をひとつに表現した作品であるとして話題になりました。
いったいどこが“ヤバイ/すごい”のか、その背景を見ていきましょう。
藤原紀香が万博で文化交流とは?

大阪万博で女優藤原紀香さんが、日仏友好を表現した手描き帯を披露したことが話題になっています。
藤原紀香さんが務めた「万博での日仏文化交流」とはどのようなものだったのか見ていきましょう。
9月13日は大阪万博で「フランス共和国ナショナルデー」が催され、藤原紀香さんは万博という国際博覧会の舞台を活かし、日本とフランスの文化・交流を象徴する立場を自ら体現し、「文化の架け橋」としての役割を果たしました。
藤原紀香さんは大阪・関西万博で日本館名誉館長としての立場にあり、フランス館主催のイベント「HUMAN AKAI-ITO(赤い糸)」など、日仏双方の関係者や文化をつなぐ催しに参加しています。
”日仏の柔道レジェンドが万博集結 紀香さんも参加し仏ナショナルデー”
フランスの『ナショナルデー』で行われた「赤い糸」をテーマとしたイベントでバトンを渡し合った仏俳優のレア・セドゥさん(左)と日本館名誉館長の藤原紀香さん(右)=2025年9月13日午後4時29分、大阪市此花区
引用:朝日新聞
藤原紀香さんは、フランスの国旗のトリコロールカラーとエッフェル塔描いた特別な作品(藤原紀香さんが動画の中で作家さんに描いてもらったと説明しています)である「手描き帯」を身につけて会場に現れました。
このイベントはフランス側が企画したもので、仏女優レア・セドゥとの交流では、互いの国旗モチーフのバトンを交換するなどの儀礼的行為で友情と尊重を具体的に示しています。
また、他のメディアでは、「藤原自身が着物姿や浴衣デザインを通じて他国館を訪れ、その美や理念(自然共生、持続可能性など)を称賛し、「文化の架け橋」として万博の力を再確認したと語っています。」と報じています。
次の動画では紀香さん自身が「手描き帯」や日仏交流の背景などについて語っています。
日仏友好を表現した手描き帯がヤバイ!
日仏友好の象徴となった手描き帯とはどんなものなのでしょうか。
また、日本とフランスとのつながりは何でどのようにつながってきたのでしょうか。
藤原紀香さんが「日仏交流」に果たした役割とともに見ていきましょう。
- 日仏友好とは?
- 手描き帯がヤバイ!
日仏友好とは?
日本人はフランスを「ファッションの国」として、高価な香水やバッグなどとともに今でも関心度の高い国と見ています。
味覚の面でもフランス料理を好む人も多いです。
一方、フランスの日本びいきも近年ますます高まってきています。
フランス人は日本のアニメや漫画が好きで、そこから日本語を学ぶきっかけになったりします。
日本独特の言い回しや微妙な表現は「日本語」(原書)でなければ理解できないという理由からです。
フランス人は日本の柔道に関心が高く柔道の国日本よりも競技人口は多いと言います。
朝日新聞より引用します。
”日仏の柔道レジェンドが万博集結 紀香さんも参加し仏ナショナルデー”
フランスは柔道が盛んで、競技人口は日本の4倍の約53万人とされる。この日は、パリ五輪金メダルで地元の英雄、テディ・リネール選手のほか、日本からは谷亮子さん、野村忠宏さんらが参加。大阪などで柔道を習う小学生約50人を前に、相手選手への尊重や自制心、感謝の大切さについて語った。
引用:朝日新聞
手描き帯がヤバイ!
藤原紀香さんの手描き帯は、デザイン・技法・象徴のすべてで日仏友好を強く表現しており、単なる装飾ではなく“文化を語るアート作品”として非常にインパクトのあるものです。
帯については、特にお太鼓=背中側にはエッフェル塔が、水墨画の技法+金彩を用いて描かれており、フランスの象徴を日本の伝統工芸の手法で表現している。前帯には凱旋門を描くなど、“見方/場所によって異なるフランス象徴”を盛り込む遊び心もある。
引用:Excite+1
記事を読み進めるとこの特別仕立ての帯については次のように解説しています。
帯の色使いにおいては、フランス国旗のトリコロールカラー(青・白・赤)が自由・平等・博愛の理念と共に配されており、フランス文化そのものの象徴を意図的に取り込んでいる。
この帯制作に関わった職人さんは下絵師の増田幸波氏、友禅師の村田秀豊氏ら。
図案から仕立てまで短い時間の中で特別に制作された“世界に一つだけの作品”である点も高く評価されている。
この日、紀香さんは日の丸を思わせる白地に赤い模様の着物とともに、この帯を締めてフランス館のイベントに登場しています。
衣装全体で日仏双方を意識したファッションの演出なのでしょうか。
インスタグラム投稿で、「世界に一つの手描きの帯」という表現が使われており、自身でもこの帯に込めた友情や敬意を明言しています。
まとめ
女優の藤原紀香さんは、実はこの大阪・関西万博で日本館の館長を務めていて、13日のフランスの日には館長としてフランス国に敬意を払い、互いの国の交流を深めるイベントに参加しました。
本記事ではこの模様を藤原紀香さんの見た目も、立ち居振る舞いも含め「国際交流」・「異文化交流」の担い手としての一面を見てきましたがいかがでしたか。
藤原紀香さんは、大阪・関西万博という国際舞台で文化の伝え手、友好のシンボルとして行動していることがわかりました。
この日は特別仕立ての「日仏友好を表現した手描き帯」で会場を盛り上げました。
職人さんなど多くの方がこの手描き帯に心を込めたことも感じることができたと思います。
デザイン・象徴・制作者・技法すべてが融合して、ファッションと文化交流の境界を曖昧にし、見る人に強い印象を与えています。
これからも、日本とフランスがますますこのような“伝統・象徴・国際交流”の表現の発信で両国の絆を深めていくことでしょう。
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