新庄剛志さんには2歳離れた真由美さんというお姉さんがいます。
そのお姉さんがALSという難病と闘っておられるのだそうです。
そして、新庄剛志さんの現役復帰がお姉さんの病気と関係があるというので、本記事で詳しく調べることにしました。
きっとやさしいお姉さん思いの新庄剛志さんの別の顔が見られるでしょう。
新庄剛志の現役復帰は姉の難病と関係があった?

新庄剛志さんがプロ野球・日本ハムの監督就任し、ユニークなアイデアを次々と披露して、選手時代におとらぬ「新庄劇場」で世間を大いにぎわした“ビッグボス”発言は記憶に新しいことですが、この現役復帰に何が隠されていたのでしょうか。
監督としていきなりの新庄さんのプロ野球界復帰の理由とは何なのでしょうか。
じっくり見ていきましょう。
新庄剛志さんは20年春の『直撃!シンソウ坂上SP』(フジテレビ系)で、こんな心情を吐露していました。
「姉ちゃん、います。難病なんですよ。歩くと筋肉がグーッと萎縮しちゃう。で、真っ黒に肌がなる体になってしまって……このプロ野球を目指すというのは、姉ちゃんにも見せたいっていうのもあるんですよ」と。
「新庄 球界に戻る背景に難病の姉と母が…横領事件後も変わらぬ家族の絆」
誌の取材で明らかになったのは新庄家の意外なルーツと、横領事件を巡っての、母との葛藤。現役引退後のバリ生活から球界復活を決意させた和解と約束、そして闘病中の姉への真摯な思いだった。
引用:女性自身
本記事によりますと、監督就任の話が持ち上がる以前に、プロ野球のトライアウト(入団テスト)に挑戦するきっかけが、難病と闘う2つ年上の姉の存在だったと打ち明けていたとあります。
下の動画は日ハム監督としての続行が決まったときの新庄剛志さんの喜びの様子が語られています。
ファンにとっても、闘病中のお姉さまにとってもうれしいニュースですね。
スポーツも大好きで万能だったと言われるお姉さまに新庄監督の活躍ぶりを見てもらうことで生きる勇気が出て元気になってほしいと思います。
「38歳のとき、ボクの人生は一度終わってしまった」と公の場で放った新庄剛志さんのひとこと。
たくさんの辛いことや悔しいことを経て、人間として野球界のレジェンドとして今なお輝く続ける新庄剛志日ハム監督。
新庄さんがこれからも野球界を盛り上げると共に、お姉さまに彼の思いが奇跡が起こることをどこかで願い、応援したいと思います。
ALSと闘う姉

新庄剛志さんのお姉さんはALSという難病で闘っておられますが、どういう病気なのでしょうか。
その闘病の様子を見ていきましょう。
- 発症時期について
- ALS(筋萎縮性側索硬化症)とはどんな病気か
- これまでに行われた治療について
- 現在の状況について
- これからの対策
発症時期について
新庄剛志さんが2020年4月16日放送の『直撃!シンソウ坂上SP』でお姉さんの症状について言及した際、「体が自由に動かず、少しの距離でも移動できない」と語られました。
現時点での公式な発症時期の明言はなく、具体的な「いつごろ発症したのか」は公表されていません。
一部報道では、症状がすでに長期間進行している(例:「95歳の体になっている」といった表現)との記述もあり、数年前から徐々に現れていた可能性が示唆されています。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)とはどんな病気か
ALSは、次のような特徴を持つ進行性の神経変性疾患です。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)(指定難病2)①この病気の患者さんはどのくらいいるのですか ②この病気はどのような人に多いのですか 3⃣この病気の原因はわかっているのですか ④この病気は遺伝するのですか~⑩
引用: 難病情報センター
病態は 脳や脊髄に存在する運動ニューロンが徐々に変性・脱落し、筋肉へ「動け」という指令が正しく伝わらなくなる。
その結果、手足や喉、舌、さらには呼吸に関わる筋肉の力が低下し、筋萎縮(筋肉の量が減少)する。
臨床像として、 初期は「ものがうまくつかめない」「歩行が困難」といった症状が現れ、次第に全身の運動機能が低下する。
感覚や視覚、聴覚などは比較的保たれるのが特徴。
予後と治療にかんしては、発症後、一般には2~5年程度で生命予後が限られるケースが多いが、個人差がある。
根本的な治療法はまだ確立されておらず、進行を「遅らせる」対症療法(例:リルゾール、エダラボン)や適切なリハビリ、栄養・呼吸管理が中心となる。
これまでに行われた治療について
新庄さんのお姉さんに関して、具体的にどの治療が受けられているかについては、詳細な医療記録が公開されていないため正確な情報は不明です。
しかし、ALS全般に対して行われている治療法の一般的な流れは以下のとおりです。
薬物治療: 進行をわずかに遅らせる内服薬(例:リルゾール)や点滴薬(エダラボン)が承認されている。
対症療法・リハビリ: 症状に応じたリハビリテーション、栄養サポート、呼吸補助などが実施される。
これは、 症状改善よりも、生活の質を維持・向上させることが目的。
お姉さんも同様に、これらの治療・ケアを受けながら病状の進行抑制に努められていると推察されます。
現在の状況について
報道各媒体では、新庄さんのお姉さんはすでに進行した状態で、以下のような症状が伝えられています。
運動機能が低下しているそうです。
それは、 移動が極端に困難となっており、歩行や自力での移動が難しくなっていて、「95歳の体になっている」といった表現もあり、かなり進行していると報じられています。
ただし、具体的な最新の医療評価や検査結果など、詳細な情報はご家族のプライバシー保護のため公にはされていません。
これからの対策
ALSは現時点では根治治療が確立されていない病気です。
そのため、今後の対策としては以下のような点が挙げられます。
・継続的な対症療法とリハビリテーションとして、 薬物治療により進行をできる限り遅らせる、 定期的なリハビリ、栄養管理、呼吸補助などで生活の質(QOL)の維持を図るなど。
・最新の治療研究への参加・情報収集として、 遺伝子治療や幹細胞治療など、今後の研究成果に基づく新治療法の臨床試験に参加する選択肢や ALS支援団体や専門医の情報を適宜受け取り、最新の治療法やケア方法を導入すること。
• 家族および患者支援も欠かせません。
心身両面のケアとして、心理サポートや患者会、家族支援プログラムなどによって、本人および周囲のサポートを充実させる取り組みも重要です。
以上、新庄剛志さんのお姉さんの難病(疑いとしてALS)の各側面についてまとめました。
今なお、この難病と付き合い、闘病生活を続けている新庄剛志さんのお姉さまとご家族の皆様、これからの医療の進歩も期待しつつ、1日でも長く新庄監督の活躍を励みに生き続けてほしいと願っています。
姉への思い

新庄剛志さんは難病と闘っているおねえさまをどのように思い、どう接しているのでしょうか。
いくつかのメディアから情報を集めてみました。
北海道新聞デジタル版で、以下のような見出しを見つけました。
「《BIGBOSS VOICE》 難病の姉が観戦「奇跡というか、すごいうれしい」」
―24日の試合で新庄監督の家族が訪れていた
「姉ちゃんが見に来ていた。難病を抱えている。ちょっと動くと筋肉が固まって、手とかが縮んでいく病気で、全然歩けなかった。俺がトライアウトを受けるとなり、だんだん歩けるようになって、車いすにも乗って。監督になって、球場に来られるようになった。何十万人に1人か2人の難病で、治ることはない。けど、顔を見たら、治りかけているんじゃないかと。奇跡というか。すごいうれしい」引用:DOSHIN SPORTS (ファイターズ 2022/06/25 23:00)
また新庄剛志さんの著書『わいたこら』(学研)の中でも”姉ちゃんはスポーツ万能で、めちゃめちゃ頭が良かった……姉ちゃん、元気でやっているんだろうか”とお姉さんへの思いを書いています。
また、Live Door Newsでも「新庄剛志氏、現役復帰への強い思い語る」という見出しでは
「姉ちゃんにも見せたい」新庄剛志が語った現役復帰への思い」を紹介しています。
また、新庄氏は、2歳離れた姉が「動くと筋肉がぐーっと収縮し、肌が黒くなる難病なんですよ。95歳みたいな身体になってる」と重い病気であることを明かし、「この野球を目指すというのは姉ちゃんにも見せたいというのもある」と、現役復帰の一因となっていると語る。
引用:LIVE DOOR NEWS (2020年4月17日 2時42分)
現役復帰の強い思いは彼の野球への熱い思いと家族思いの人間として愛情あふれる人間性が伝わってきます。

下の動画は新庄剛志選手の誕生秘話や数々の試練を乗り越えてずっと人々に多くの感動を与えてきた彼の野球人生がつづられています。
お姉さんの登場はこの動画にはありませんが、新庄さんの人間としての在り方や野球を通してさまざまな人々に感動を与え、彼の哲学がちりばめられています。
この笑顔には、見えない苦労、厳しい練習など見えません。
お姉さまのことも顔には出していません。
でも、彼の心の中にはいつも家族、周囲の人々への思いやりが見え隠れします。
まとめ
新庄剛志さんのお姉さまがALSという難病と闘っておられることと、新庄さんが野球界に復帰したのと関係があるということを調査してきました。
新庄剛志さんは、現在日ハムの監督ですが、スポーツや弟である彼が活躍することでお姉さまを元気づけることができると思うとファンとしても拍手を贈りたくなります。
新庄剛志監督の日ハムでの更なる活躍、彼が育てた選手の動向も気になります。
それをずっと遠くから近くからお姉さまの真由美さんが見ていてくださることを願っています。
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